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残土(建設発生土)分析

「建設発生土」は、建設工事で発生する土砂のことをいい、「残土」とも呼ばれ度々不法投棄や汚染拡散などの問題が発生しています。その為、関係する自治体では問題が発生しないよう条例で土砂等の安全基準を定め、建設発生土の受入を管理するようになりました。また、近年は建設副産物である「建設発生土」を資源として扱うようになり、分析の機会が増えてきております。当社では、受入地で設定されている条件を調べ、その内容に基づいた試料採取、分析、報告書作成のお手伝いを行っております。

残土(建設発生土)分析写真

分析の頻度・採取方法

採取頻度、箇所数、採取深度、採取者などの条件が条例や受入地により異なりますので事前に確認が必要です。

 

分析の項目・必要量

基本となる分析項目は同じですが、水素イオン濃度やダイオキシン類などの追加項目が必要な場合がございます。必要量も分析項目により異なりますので事前にご相談ください。分析項目決定後、必要な容器をお送りさせて頂きます。

 

分析納期

当社に試料が到着後、10営業日(ダイオキシン類を含む場合は別途ご相談)で分析結果をご連絡しその後証明書等を送付いたします。別途料金となりますが、更に短納期での対応も可能です。

 

分析項目の一例(千葉県残土条例での分析項目)

分析項目の一例(千葉県残土条例での分析項目)
分類 調査項目 単位 基準値
溶出試験 カドミウム mg/L 0.003以下
全シアン mg/L 検出されないこと(0.1未満)
有機燐 mg/L 検出されないこと(0.1未満)
mg/L 0.01以下
六価クロム mg/L 0.05以下
砒素 mg/L 0.01以下
総水銀 mg/L 0.0005以下
アルキル水銀 mg/L 検出されないこと(0.0005以下)
PCB mg/L 検出されないこと(0.0005以下)
ジクロロメタン mg/L 0.02以下
四塩化炭素 mg/L 0.002以下
クロロエチレン mg/L 0.002以下
1,2-ジクロロエタン mg/L 0.004以下
1,1-ジクロロエチレン mg/L 0.1以下
シス-1,2-ジクロロエチレン mg/L 0.04以下
1,1,1-トリクロロエタン mg/L 1以下
1,1,2-トリクロロエタン mg/L 0.006以下
トリクロロエチレン mg/L 0.01以下
テトラクロロエチレン mg/L 0.01以下
1,3-ジクロロプロペン mg/L 0.002以下
チウラム mg/L 0.006以下
シマジン mg/L 0.003以下
チオベンカルブ mg/L 0.02以下
ベンゼン mg/L 0.01以下
セレン mg/L 0.01以下
ふっ素 mg/L 0.8以下
ほう素 mg/L 1以下
1,4-ジオキサン mg/L 0.05以下
含有量試験 農用地田に限る 砒素 mg/kg 15以下
mg/kg 125以下

分析棟の外観(千葉県習志野市)、分析状況・分析装置

分析棟の外観(千葉県習志野市)、分析状況・分析装置

事業登録

  • 計量証明事業登録(濃度) 千葉県 第540号
  • 計量証明事業登録(濃度) 神奈川県 第115号
  • 土壌汚染対策法指定調査機関 環2003-1-685

お問い合わせ先

営業本部(東京)

TEL:03-3526-3177 FAX:03-3526-3187 〒101-0036 東京都千代田区神田北乗物町11番地 乗物町中央ビル2階

営業本部(習志野)

TEL:047-474-5364 FAX:047-403-5310 〒275-0001 千葉県習志野市東習志野3丁目15番11号

営業本部(神奈川)

TEL:0467-79-8304 FAX:0467-79-8307 〒252-1121 神奈川県綾瀬市小園1116

営業本部(東北)

TEL:022-361-0450 FAX:022-361-0451 〒985-0843 宮城県多賀城市明月2丁目3番2号 日立産機システム内