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Hitachi

株式会社 日立産機ドライブ・ソリューションズ

圧縮空気測定の概要

近年、製薬、医療、食品、飲料、化粧品、半導体などの多くの産業で、『きれいな圧縮空気が必要』とされる時代となり、これに伴い『圧縮空気の品質管理』が重要になっています。
圧縮空気は様々な用途で使用されていますが、中でも『製品に直接的あるいは間接的に触れるユースポイント』では、『高い清浄等級の圧縮空気』が求められています。

圧縮空気清浄等級測定の目的

実測による『圧縮空気の品質管理』が目的です。

  1. 監査対応(実測による圧縮空気品質の確認)
    【医薬品製造等】・・・GMP、PIC/Sなど
    【食品・飲料】・・・FSSC22000、HACCPなど
    【その他】・・・海外の査察、納品先監査など
  2. 設備の新設・更新時の清浄等級確認、バリデーション
  3. 定期の品質チェックで品質低下防止・不具合の早期発見!

一般的に圧縮空気は、このような経路で供給されています。

「圧縮機」→「空気槽」→「ドライヤー」→「フィルター」→「配管」→「ユースポイント」→「製品等」

圧縮空気供給経路図

測定箇所は・・・

『製品直前のユースポイントで品質チェック』・・・製品に接触する圧縮空気
『フィルター2次側で品質チェック』・・・ライン全体に供給される空気

POINT

コンプレッサーには、オイル式とオイルフリーがありますが、オイルフリーであっても、ユースポイントで必ずきれいとは限りません。取入れ空気の汚染、各フィルターの劣化、配管内の汚染、コンプレッサーや周辺機器の経年劣化など様々な要因で品質低下するおそれがあります。

圧縮空気の清浄等級

圧縮空気の清浄度等級は『JIS B 8392-1(ISO 8573-1)圧縮空気-汚染物質および清浄等級』に規定されています。

圧縮空気-汚染物質および清浄等級

圧縮空気の用途例

圧縮空気の噴出力や膨張力を利用して、様々な用途に利用!

圧縮空気の用途例

  • 生産ライン、製造設備、工作機器の制御・駆動
  • 材料のかくはん、混合
  • 製品の袋詰めや充填
  • 容器などの洗浄や乾燥
  • スプレーガン、自動塗装機など塗装機器、印字
  • 製品、材料の圧送
  • 各種計測機器、制御回路
  • エアーブロー

きれいな圧縮空気が必要とされる用途は?

製品に直接接触

製品の生産設備(混合・かくはん・充填)や製品の圧送など、圧縮空気が直接的に接触するケース

製品に間接接触

容器の洗浄や乾燥など、製品に直接触れることはないが、間接的には接触するケース

圧縮空気の清浄等級設定例

清浄等級の設定については、各項目の清浄等級はJISに規定がありますが、どの等級でどの項目を管理するかは各社の判断となります。また、独自の品質基準を設けて管理されているケースもあります。

圧縮空気の清浄等級設定例

POINT

現在のところ『圧縮空気の管理』を行う必要はありますが、規格認証機関や各団体から、清浄等級レベルの基準や指針は出ていません。清浄等級設定のポイントは『製品の品質に影響がないように設定』することです。

測定・分析方法のご紹介

測定・分析方法のご紹介

POINT

  • 当社のパーティクルカウンターは、『圧力下での測定』が可能です。【圧力1MPa OK!】

パーティクルカウンターでの測定

汚染確認事例

1.雰囲気による汚染

機械室等に粉じん・有機溶剤があると汚染原因になります。特に有機溶剤はエアーフィルターを通過する恐れがあります。

2.禁油末処理配管による汚染

新設、設備更新時に禁油処理されていない配管を使用すると、オイルによる汚染原因になります。

3.配管内結露による汚染

配管の材質によりサビが発生したり、結露水が滞留し易い場所では微生物汚染の可能性があります。

4.劣化したフィルター使用による汚染

劣化したフィルターを気づかず使用することで、様々な汚染原因になります。

汚染確認事例

測定実施の時期

  1. 監査対応
  2. 設備新設・更新時の確認、バリデーション
  3. 定期品質確認、不具合発生時の調査

測定の目的、生産する製品や工程、導入されている設備状況などに応じて、
『清浄等級』『測定項目』『測定方法』『測定頻度』
をご提案しています。
是非、ご相談ください。

お問い合わせ先

環境管理センタ

(本社) TEL:047-477-5098 FAX:047-477-5324 〒275-0001 千葉県習志野市東習志野3丁目15番11号
(海老名事業所) TEL:046-232-1320 FAX:046-234-1474 〒243-0434 神奈川県海老名市上郷1丁目26番1号